GA4で見えた猫工艦の現在地。
CAD流入をミリタリーTシャツ販売へつなぐ作戦記録
ミリタリーグッズ工房として育ててきた猫工艦。しかしGA4で確認すると、検索流入の主力はミリタリー記事ではなくCAD記事だった。 そこで、CAD・AI記事からミリタリー記事へ、さらにshop猫工艦へ誘導し、Tシャツトリニティ・SUZURI・BASEへつなぐ販売導線を再設計する。
1. きっかけ:猫工艦は何のサイトとして見られているのか
猫工艦は、艦艇・航空機・軍装をモチーフにしたミリタリーグッズ工房として設計している。 しかし、GA4でページとスクリーンを確認すると、上位に並んでいたのはCAD記事だった。
猫工艦はミリタリーグッズ工房として見られているのか。それともCAD・AI系の技術ブログとして見られているのか。
そこで、GA4で上位ページ、ランディングページ、イベント、キーイベントを確認した。 目的は単なるアクセス解析ではない。最終目標は、ミリタリーTシャツを売るための導線を作ることだ。
2. GA4で見えた入口:検索流入は伸びている
スマホ版Googleアナリティクスでも、PCで設定・確認した内容が見られるようになった。 セッションのメインチャネルを見ると、Organic Searchが大きく伸びていた。
SNSの一瞬の反応ではなく、Google検索からの流入が伸びている。これはSEO的には良い兆候。
3. ランディングページで分かったこと
次に見たのはLanding page。これは、ユーザーが最初に入ってきたページを示す。 ここで、猫工艦の入口がはっきりした。
| ランディングページ | セッション | 前週比 | 判定 |
|---|---|---|---|
| /cad/autocad互換のlibrecad… | 36 | +56.52% | 検索入口の主力 |
| / | 21 | +90.91% | トップページ流入も増加 |
| /ai/ai-illust/… | 19 | 新規または大幅増 | AI記事が入口化 |
| (not set) | 16 | +23.08% | 判定保留 |
ミリタリーTシャツを売りたいのに、入口上位にミリタリー記事がまだ出ていない。 つまり、検索流入の主力はCAD・AIであり、そこからミリタリー世界観へ移動させる橋が必要になる。
4. Pages and screensで見えた読まれているページ
Pages and screensでは、サイト内で実際に見られたページが分かる。 ここでも、CAD記事、トップページ、AI記事が目立っていた。
| ページ | 表示回数 | 前週比 | 役割 |
|---|---|---|---|
| /cad/autocad互換のlibrecad… | 40 | +66.67% | 検索流入を集める入口 |
| / | 38 | +111.11% | 猫工艦本体の玄関 |
| /toppage/ | 23 | +666.67% | shop・案内導線候補 |
| /ai/ai-illust/… | 22 | 新規または大幅増 | AI世界観の入口 |
この結果から分かるのは、猫工艦にはすでに入口があるということだ。 ただし、その入口はミリタリー記事ではなく、CAD・AI・トップページに集中している。
5. SHOP導線の確認:BASEへ進んだイベントは発生していた
次に確認したのは、SHOP導線が動いているかどうか。 GA4のイベントでは、次のイベントが確認できた。
商品購入のbaseを開いた
このイベントは、ユーザーがshop・購入導線へ進んだことを示す。 探索で確認すると、このイベントは主にトップ系ページから発生していた。
| ページ | イベント数 | 判定 |
|---|---|---|
| NEKOKOUCAN|ミリタリーグッズ工房 猫・工・艦 | 39 | shop導線の主力 |
| 猫工艦MAIN – ミリタリーグッズ工房「猫・工・艦」 | 13 | 本体側からの導線 |
| 合計 | 52 | SHOPへ進む人は存在する |
SHOP導線はゼロではない。むしろ、トップ系ページからは動いている。 次の課題は、CAD記事・AI記事・ミリタリー記事からshop猫工艦へ送ること。
6. ここで方針転換:直リンクではなくshop猫工艦を本丸にする
当初は、猫工艦メインサイトからTシャツトリニティへ直接飛ばす導線も考えていた。 しかし、SEOとブランド設計を考えると、直リンクだけでは弱い。
Tシャツトリニティは売場。shop猫工艦は軍港。 記事からいきなり外部販売ページへ飛ばすのではなく、まずshop猫工艦で世界観を見せ、購入欲を高めてから3つのSHOPへ送る。
7. shop猫工艦に必要な3つのSHOP導線
shop猫工艦は、本丸SHOPとして設計する。 ただし単なるリンク集ではなく、世界観で購入欲を高める中継ページにする。
8. 記事別に作るべき導線
次に、入口ごとに役割を分ける。 すべての記事からいきなり商品ページへ飛ばすのではなく、読者の温度に合わせて誘導する。
| 記事タイプ | 読者の状態 | 置くべき導線 |
|---|---|---|
| CAD記事 | 図面・ソフト情報を探している | ミリタリー記事へ誘導。「この制作技術は艦艇デザインにも活用」 |
| AI記事 | 画像生成・ビジュアル制作に興味がある | 猫工艦のミリタリー世界観へ誘導 |
| ミリタリー記事 | 艦艇・戦史に興味がある | shop猫工艦へ強めに誘導 |
| トップページ | 猫工艦全体を見ている | shop猫工艦と人気ミリタリー記事へ誘導 |
CAD記事に入れる導線例
この図面・CAD制作の考え方は、猫工艦の艦艇デザインにも活用しています。
特型駆逐艦や戦艦モチーフの記事もあわせてご覧ください。
AI記事に入れる導線例
AIビジュアルから、猫工艦のミリタリー世界観へ。
艦艇・航空機モチーフのTシャツやグッズ制作につながる記事も公開しています。
ミリタリー記事に入れる導線例
この艦艇をモチーフにした猫工艦Tシャツを展開中。
戦史や艦艇の魅力を、普段着として楽しめるミリタリーデザインにしました。
9. 次に見るべきGA4の数字
導線を追加したあと、7日後から30日後にGA4で確認する。 見るべきものは、アクセス数ではなく「移動」が起きたかどうか。
| 見る場所 | 確認すること | 成功ライン |
|---|---|---|
| Landing page | CAD・AI・トップが入口として伸びているか | 入口流入が維持または増加 |
| Pages and screens | ミリタリー記事の表示回数が増えたか | /senshi/ 系ページが上位に入る |
| Key events | shop猫工艦・BASE系イベントが増えたか | shop遷移が増加 |
| Events | 3つのSHOPのどれが押されたか | ttrinity / suzuri / base のクリックが見える |
今後は、次のイベント名で分けて計測するのが理想だ。
shop_necokoucan_click
ttrinity_click
suzuri_click
base_click
結論:CAD流入は敵ではない。猫工艦の軍港へ導く入口である
GA4で見えた猫工艦の現在地は、少し意外だった。 ミリタリーグッズ工房として育てているつもりだったが、入口はCAD記事とAI記事に寄っていた。
しかし、これは失敗ではない。 CAD記事は検索流入を集める補給港であり、AI記事は世界観へ誘導できるビジュアル入口である。 問題は、それらを猫工艦の本丸へ接続できていなかったことだ。
これからの猫工艦は、次の三段導線で育てる。
CAD・AIで集客する。
ミリタリー記事で世界観を深める。
shop猫工艦で購入欲を高め、3つのSHOPへ送る。
Tシャツトリニティは売場。SUZURIは別ライン。BASEは公式補給本部。 そしてshop猫工艦は、すべての導線を受け止める軍港になる。
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